議員生活1年を振り返って

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令和5年4月9日に千葉市議会議員選挙で初当選をさせていただいてから、ちょうど1年が経ちました。

日本維新の会と私、もりやさとしにご期待の票を投じていただき誠にありがとうございました。

この1年を振り返りますと長いようでアッという間の1年だったように思います。

当選後、まず最初にやったことは会派の結成でした。

ご承知のように、千葉市議会には維新の会派はありませんでしたので、公認された4人と無所属の議員で5人の会派「日本維新の会・無所属の会」を結成しました。

千葉市議会では4人から交渉会派となり、5人になると議案提出も可能となります。

文字通り、維新躍進というスタートを切りました。

その次は役職を決めなければなりません。会派には会派の代表であり責任を担う幹事長が最も荷が重い役職で、その幹事長を私が仰せつかることになりました。

議会のこともわからない新人の議員が会派の幹事長をやるのは前代未聞の出来事です。

他会派の議員の方々も「お手並み拝見!」と様子を伺っている感じでした。

そんな新会派でド新人幹事長の私がまず市議会内で口にしたのが、議員定数削減でした。

もちろん、会派の議員達と相談をして維新の存在感を示す意味でも最初に「議員定数削減に向けた条例改正案」を提案しました。

当然、新会派から提案されたものがすぐに受け入れられるはずもなく、けんもほろろに潰されることになりました。理由としては千葉市議会は数年前に議員定数を54議席から50議席へ削減したばかりだということと、見直すタイミングは国勢調査の結果を見て判断するという慣例があるとのことでした。

議会は多数決でありますので、少数派の意見はなかなか通りづらく、さらには慣例という規則にはない暗黙のルールが存在し、その慣例というのが厄介ということも後々知らされることになりました。

ある定例会の本会議で市長を含む役所の特別職に対し議案に対する質問をする代表質疑を行う担当になった議員から代表質疑と一般質問の両方をやらせて欲しいという要望がありました。

規則では同じ議員が代表質疑と一般質問の両方で登壇することを規制する記載はないのですが、過去からの慣例で出来ないことになっているようであります。

また、慣例の中には、先般、新聞記事にもなりましたが、本会議で市側が提案した議案に賛成意見を議員が述べる「賛成討論」の原稿を市側が作成し議員に提供していたことが表沙汰になりました。これも随分前から行われている慣例であります。

我々新会派の議員は討論原稿を市側に作ってもらうことなど知りませんから、試行錯誤しながら独自に作っているわけあります。

議会には良き慣習もあれば悪しき慣習も多くある中で、私は幹事長として他会派と渡り歩かなければならないことは1年間苦労をした点でありました。

会派内には様々な意見があります。議員はそれぞれに選挙区の有権者の方々から負託を得て議員になっていますから、それぞれの意見を尊重しなければなりません。

各議員の意見も尊重しながら、議会の慣例も睨みつつ会派の舵取りをすることは非常に大変ではありますが、やりがいのある職でありますので、これからも学びながら市民目線の市政運営に貢献できるよう頑張りたいと思います。

今後とも維新会派ともりやさとしにご支援賜りますようよろしくお願い致します。

日本維新の会・無所属の会
幹事長 守屋 聡

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